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最新情報

2024.07.25

今年の田植え(2024年5月3日)が終わった実験圃場一面が真っ赤に染まりました。

これは5年間継続的に施用してきた当研究会の微生物資材BK-1が土壌改良したものと推測し、土壌分析を行いました。

その結果、実験圃場には1,038種類の微生物が見つかり、光合成細菌及び光合成を行う細菌が38.8%検出されました。これは我々の想定外の結果でした。

分析会社からは、このような数の微生物が生息する土壌はこれまで分析したことがありませんと、うれしいコメントをいただきました。

今後もBK-1の施用を継続し、微生物が圃場に与える影響の引き続き研究したいと考えております。

今年の収穫量に期待したいと思います。

2024.06.22

島根県出雲市にて、2024年度第一回理事会、第一回定時社員総会、並びに「米談議パート2」を開催いたしました。

理事会では、昨年度の活動報告が行われ、その後、今年度の活動計画、及び、今後の研究課題を議論し、最後に新しい理事の選任について議論いたしました。

定時社員総会では、「2023年度の事業報告及び収支決算承認」、「2024年度の事業計画及び活動予算承認」、「役員(理事・幹事)の選任」の3つの議案の採決が採られ、全議案が満場一致で可決いたしました。

また、理事会・総会終了後に外部の方にもご参加いただき「米談議パート2」を開催いたしました。

「米談議」は本年3月に当研究会の複合型微生物資材を利用して水稲栽培を行って来られた会員による施用報告会と、今後この微生物資材の利用をご検討中の営農者の方たちとの情報共有の場として開催いたしました。この懇談会が大変好評だったため、定時社員総会終了後に「米談議パート2」を開催し、情報のアップデートを行いました。

 

当日は折からの集中豪雨にもかかわらず、新たに浜田市(島根県)・江津市(島根県)・岡山市(岡山県)・富士市(静岡県)からも懇談会にご来場いただき、日本の農業の将来を語る白熱した90分になりました。

2024.06.21

島根県鹿足郡吉賀町にて、吉賀町消費者問題研究協議会様主催の環境問題講演会にて「微生物による水質浄化」について講演をさせていただきました。
 

吉賀町には数年前に「清流日本一」になった高津川(一級河川)が流れています。しかし、ここ数年は沿線の家庭からの生活排水、工業排水、また法面の集中豪雨対策工事などで川の汚染が進み、かつて日本一に輝いた美しい清流は姿を消してしまいました。この状況に憂慮された吉賀町消費者問題研究協議会様の依頼を受け、微生物による水質浄化の仕組みと、当研究会の複合型微生物資材を利用した水質浄化のメリットを講演させていただきました。​

近い将来、高津川が清流日本一に復活されることを目標に、当研究会は吉賀町に全面協力をさせていただきます。

高津川について(国土交通省のホームページより引用)

高津川は、島根県西部の日本海側に位置し、その源を島根県鹿足郡吉賀町田野原に発し、高尻川、福川川等を合わせて北流し、津和野町日原において津和野川を合わせ、益田市において匹見川、白上川等を合わせて、益田平野を北流し日本海に注いでいます。流域面積は1,090k㎡、幹川流路延長81kmで、その形状は南北44km東西40kmの羽状をなし、高津川流域面積は島根県全面積の約16%を占めています。

2024.03.02

島根県出雲市にて「米談議  - 考えよう これからのお米のことを - 」を開催いたしました。

当研究会はこれまで光合成細菌を中心とする微生物群を圃場に施用することで、土壌改良を促進し、農作物の収量と食味の向上に取り組んでまいりました。

数年間の試行錯誤の結果、一定の成果を得ることができましたので、「米談議」を開催し、営農者のみなさまとこれまでの研究過程の情報を共有させていただきました。

 

米談議には、当研究会の微生物資材をご利用いただいている方、及び、今後のご利用を検討中の営農者の方にお集まりいただきました。

プログラムは前半と後半の二部構成とし、前半は当研究会員によるBK-1の利用報告、及び、微生物による収量・食味向上の科学的根拠をご説明させていただき、後半は参加者全員で微生物施用の効果や稲作の将来について意見交換をさせていただきました。参加者全員で稲作の将来について熱く語り合った2時間でした。

2023.06.16

島根県出雲市にて、2023年度第一回理事会、第一回定時社員総会、並びに圃場見学会、及びBK-1セミナーを開催いたしました。

理事会では、昨年度の活動報告が行われ、その後、今年度の活動計画、今後の研究課題、大学・研究機関とのタイアップなどについて議論しました。

総会では、「昨年度の事業報告及び収支決算承認」、「本年度の事業計画及び活動予算承認」の2つの議案の採決が採られ、両議案共に満場一致で可決いたしました。

また、理事会・総会の開催前に圃場見学を実施いたしました。

見学した圃場は当研究会会員が過去4年間継続的にBK-1を施用し、収穫高が施用前に比べ10%以上向上した圃場です。現地を目の前にして、BK-1施用のノウハウを当該会員の方からご説明いただきました。

 

総会終了後のセミナーでは、総会開催前に見学した圃場の、4年間のBK-1施用の効果をご説明いただきました。BK-1を施用した圃場と同一地区内で施用のない圃場との圧倒的な収穫高の差が、データを使って詳細に報告されました。

理事会、総会共に大変有意義な内容で議論が進行し、終始和やかなムードの中で知見の情報交換を行うことができました。最後に、参加者全員で研究会の今後の目標とその達成手段を共有し散会しました。

2023.05.12

複合型微生物資材のページからダウンロード可能な複合型微生物資材(農業用)のチラシを更新いたしました。

 

2023.03.04

現代農業4月号に当研究会が開発した複合型微生物培養液 "BK-1" を広告出稿いたしました。

BK-1の卓越した効果を、多くの方に知っていただき、ご利用いただきたいと思います。

農業、及び、水質浄化、鳥獣対策におけるBK-1の卓効はこれまでの研究開発期間で実証済みです。

BK-1の効果はYouTubeに投稿した動画でご確認ください。


一般社団法人微生物活用研究会の動画アドレス

https://www.youtube.com/@user-xx1id3lp2f/videos

2023.02.22

水環境再生山陰ネットワーク会議様との共同プロジェクト「神西湖浄化計画・神西湖流入河川の浄化」活動を実施いたしました。

当研究会は昨年より水環境再生山陰ネットワーク会議様との共同プロジェクトとして、神西湖に流入する十間川、保知石川、九景川の水質浄化活動を実施しています。この度、その活動の一環として、十間川に150枚の延板状担体、保知石川に150枚の延板状担体、九景川に150枚の延板状担体及び500個の団子状担体を投入しました。

この担体の中には、乳酸菌、光合成細菌、酵母菌などの微生物が含有されており、これらの微生物はヘドロなどの有機物を分解・殺菌・消臭する能力を持っています。しかも生物に無害です。これらの微生物が担体の形で川底に定着すると川水の水質浄化を始めます。

微生物で水質浄化された十間川、保知石川、九景川の川水が神西湖に流入し、その川水に含まれている微生物が、やがて神西湖の湖水も浄化します。

 

神西湖の水質浄化活動は当研究会のプロジェクトとして来年度も継続して実施い¥したいと考えております。

みなさま、この活動へのご支援をお願いいたします。

2023.01.27

当Webサイトに「複合型微生物資材」のページを新設しました。

複合型微生物資材BK-1について

一般社団法人微生物活用研究会は、乳酸菌、光合成細菌、酵母菌など複数の微生物群を用いて、農業、及び、水質浄化に適した微生物資材 ”BK-1”を開発いたしました。

BK-1を圃場に施用すると、光合成細菌、乳酸菌、酵母菌がそれぞれ作用して土壌改良を行い、農作物の成長を推進します。これらの微生物の働きにより農作物は収量がアップし、食味も向上します。

また、BK-1を直接または担体にして水質浄化に利用すると、BK-1に含まれている微生物群が、底質汚染の原因となる有機物(ヘドロなど)や、臭いをとことん分解し水を浄化します。

BK-1は人や生物、環境にまったく無害です。

続きは本ページにてご覧ください。

複合型微生物資材のページ

2022.11.14

11月13日に島根県出雲市にて「しまねエコライフサポーターズ出雲支部」様主催の、「児童・生徒脱炭素活動実践発表会」が開催され、神西小学校4年生、並びに出雲西高校インターアクトクラブの皆様に、神西湖流河川の水質浄化活動をご発表いただきました。

9月26日及び10月25日の本欄掲載記事の通り、当研究会は水環境再生山陰ネットワーク会議様との共同プロジェクトとして、神西湖流入河川の浄化活動を進めています。

その一環として神西小学校様と出雲西高校様に神西湖流入河川の浄化活動を実施していただいておりますが、当該発表会にてその活動内容をご紹介いただきました。

この発表会には飯塚出雲市長をはじめ、島根県内で環境保全活動に携わる方が多数ご来場されました。

ご来場いただいた皆様には、当研究会が開発した微生物培養液 "BK-2" による河川浄化活動を認知していただいたと拝察いたします。

2022.10.25

水環境再生山陰ネットワーク会議様との共同プロジェクト「神西湖浄化計画・神西湖流入河川の浄化」を開始いたしました。

 

当研究会は水環境再生山陰ネットワーク会議様との共同プロジェクトの一環として、神西湖に流入する十間川に団子状の微生物配合担体1,500個を投入いたしました。更に10月28日にも、1,500個の担体を投入する予定です。

また、来年投入用の延板状の微生物配合担体も450枚(土1トン分)製造いたしました。

この担体の中には、乳酸菌、光合成細菌、酵母菌などの微生物が含有されており、これらの微生物はヘドロなどの有機物を分解・殺菌・消臭する能力を持っています。しかも生物に無害です。これらの微生物が担体の形で十間川に投入され、川底に定着することにより川水の浄化を始めます。

微生物で浄化された十間川の水が神西湖に流入し、その水に含まれている微生物が、やがて神西湖の湖水も浄化します。

十間川への担体投入は、出雲市立神西小学校4年生の児童のみなさんに、環境学習の一環として実施していただきました。

担体投入にあたり当研究会より、微生物が水を浄化する仕組みを児童のみなさんに説明し、水質浄化の重要性と社会的意義を理解していただきました。また、10月28日には出雲西高校のみなさんに1,500個の担体を投入していただきます。

来年投入予定の延板状の担体は、地元の環境保全団体のみなさんにご協力をいただき、4時間をかけて約1トンの土に当研究会が開発した300ℓの微生物培養液 "BK-2" を配合して製造いたしました。

この延板状担体は450枚になり、約3か月間、風通しのよい場所で発酵させ、来年(2023年)2-3月ごろの投入を予定しています。

2022.09.26

当研究会は水環境再生山陰ネットワーク会議様と共同で、神西湖(じんざいこ)浄化活動に着手いたします。

神西湖は島根県出雲市西部に位置する汽水湖(海岸付近にあり塩分を含む湖)で、美味しいシジミの収穫で有名な湖です。

2005年にはシジミの収穫量は約17,000トンもありましたが、2020年には158トンにまで激減しました。

2008年の秋以降、要注意外来生物の「コウロエンカワヒバリガイ」が神西湖内で大量繁殖し、その影響でシジミが大量死したことが収穫高減少の要因と考えられています。

また、2008年にはシオグサ類などの海藻が繁茂し、枯死した海藻が腐ってシジミが大量に斃死(へい死=突然死)したことも報告されました。

これらの環境問題が当時の稚貝の生残に悪影響を及ぼし、今日のシジミ資源減少の要因になりました。

当研究会はこれらの原因を、神西湖に流入する河川の汚染により、湖水の富栄養化が進んだものと推測します。

この原因を除去するため、水環境再生山陰ネットワーク会議様と共同で、神西湖に流入する3つの河川(十間川・九景川・常楽寺川)の水質浄化活動に取り組みます。

 

この活動では、当研究会が開発した水質浄化用微生物培養液 ”BK-2” を3本の河川に投入いたします。

これにより、BK-2に含まれる光合成細菌、乳酸菌、酵母菌など、水質浄化作用を持つ複数の微生物群が河川の水を浄化しながら神西湖に流入し、湖水の富栄養化を抑止し、要注意外来生物の繁殖を押えます。また、BK-2は水質浄化と同時に悪臭も抑えることができます。

この活動には、地元の環境保全団体様、出雲市立神西小学校様、及び、出雲西高等学校様にもご協力をいただけることになり、「神西湖浄化プロジェクト」として多くの方と共にこの湖の再生を目指します。

2022.06.23

島根県出雲市にて、2022年度定時社員総会、理事会、並びに圃場見学会を開催いたしました。

総会に先立ち、当研究会会員の3か所の圃場を見学し、微生物培養液を施用した農作物の育成状況を全員で確認いたしました。

 

総会では、「昨年度の活動報告及び収支決算承認」、「本年度の活動計画及び活動予算承認」、「役員(理事・監事)の選任」の3つの議案の採決が採られ、すべての議案が満場一致で可決いたしました。

 

また、定時社員総会終了後、総会で選任された理事、並びに監事が出席して理事会を開催いたしました。
理事会では、まず代表理事の選任が行われ、平井芳和が重任されました。

その後、理事・監事全員で、本年度の活動計画の詳細が議論され、活動方針が決定されました。

総会、理事会終了後に懇親会を開催し、参加者間で知見の情報交換を行いました。

その後、全員で研究会の課題と解決策を確認し散会いたしました。

2022.03.22

島根県出雲市にて臨時社員総会を開催いたしました。

臨時社員総会では、理事1名と監事1名の選任が決議されました。

また、臨時社員総会終了後には、「複合型微生物培養液BK-1セミナー」を開催し、たくさんの方にご来場いただきました。

セミナーでは、昨年度実施した土壌改良と鳥獣対策の事例報告、並びに今年度実施する土壌改良の研究課題などが講演されました。

2022.02.04

YouTubeに「BK-1による鳥獣対策事例(サル編)--- 新潟県村上市の事例紹介 ---」をアップしました。

YouTubeスクリプトより:

複合型微生物培養液「BK-1」の鳥獣忌避効果は、これまで、イノシシ、シカなどの大型動物、タヌキ、イタチ、ハクビシンなどの中型動物、モグラ、ネズミなどの小型動物、カラスなどで検証いたしました。

いずれも有効性を確認できていますが、今回はサルにも効果があるのか実験を行いました。

結果は動画を最後までご覧ください。

YouTube:

BK-1による鳥獣対策事例(サル編)--- 新潟県村上市の事例紹介 ---(別ウインドウでYouTube画面が開きます。)

2022.01.06

新年のご挨拶

みなさま、明けましておめでとうございます。

本年もみなさまと共に、健やかに新しい年を迎えられましたことを喜びたいと思います。

 

昨年は、一昨年に続き、私たちの生活が新型コロナウィルスの影響を大きく受けた1年でした。

更に11月にはオミクロン株が発生し、具体的な対応策がないまま混沌とした状況が続いています。

そのような逆風下で、当研究会は昨年の年初に設定した事業目標を完遂することができました。

これも会員のみなさまのご努力のおかげと厚くお礼を申し上げます。

昨年の実績を踏まえ、以下を今年の事業目標にいたします。

2022年の事業目標

1)研究成果を広く社会に情報発信し、研究会をブランディングする。

2)複合型微生物培養液BK-1のビジネスの基礎を作る。

3)SDGsの目標達成に貢献する。

事業目標達成の指標

1)研究成果を、行政、研究機関、大学、メディアに情報を発信し、ブランド力の基礎を構築する。

2)BK-1の売上を研究費とするため、他の微生物培養液との差別化を図り、市場競争力をつける。

3)研究会の活動を誠実に実施することで、SDGsの目標達成に貢献する。

新型コロナウィルスは、引き続き厳しい社会生活をもたらすことを予想されますが、私たちはこの苦難の時代に新たな局面を見出し、次のステージに向かって課題に取り組んでいきましょう。

私自身も研究会のさらなる躍進に向けて最大限尽力していくことをお約束します。

本年もよろしくお願い申し上げます。

 

2022年1月6日

 

一般社団法人微生物活用研究会

代表理事 平井 芳和

2021.12.03

BK-1によるプール清掃事業を開始いたします。

本日より、当研究会が独自に開発した複合型微生物培養液 ”BK-1” による、プール清掃の受託を開始いたします。

BK-1 を構成する主な微生物は、乳酸菌、及び、光合成細菌です。

乳酸菌は有機物を分解してニオイを消し、光合成細菌は乳酸菌が分解した汚れを更に細かくとことん分解し、汚れを落として消臭を行います

BK-1 によるプール清掃のメリットは以下の通りです。

1. 人・生き物・環境に無害です。(塩素系薬品による従来のプール清掃は有害です。)

2. ヘドロを分解します。(塩素系薬品による従来のプール清掃ではヘドロを分解できません。)

3. プール清掃後の排水は、排水管や下水道など、排水が通る経路を浄化します。

4. 短時間でプール清掃が完了します。標準的な学校プール(25m x 12.5m x 1.35m)の清掃時間は約1時間です。

 

お問い合わせ・ご依頼は、こちらからパンフレットをダウンロードしてご連絡ください。

2021.11.18

新潟県村上市で2021年度第1回東日本ミーティングを開催いたしました。

プログラムは以下の通りでした。

 

午前:BK-1による鳥獣対策圃場見学

午後:東日本ミーティング

1. 理事長挨拶

2. 一般社団法人微生物活用研究会のご紹介

3. 2021年度上期(2021年4月-2021年9月)事例紹介

4. 2021年度下期(2021年10月-2022年3月)活動計画

 

事例紹介では新潟県村上市で実施中のBK-1による鳥獣対策の経過が報告されました。

一般社団法人微生物活用研究会のご紹介では、当研究会の設立趣旨等が説明されました。

下期活動計画では、土壌改良、鳥獣対策の継続活動に加え、新たに環境浄化活動を実施する報告が行われました。

最後に、研究会の方向性を全員で確認し、終了しました。

2021.10.03

島根県出雲市にて2021年度第1回総会を開催いたしました。

プログラムは以下の通りでした。

1. 理事長挨拶

2. 2021年度上期(2021年4月-2021年9月)活動報告

3. 上期事例紹介と研究発表

4. 2021年度下期(2021年10月-2022年3月)活動計画

事例紹介ではBK-1を施用した実験圃場の結果報告が行われました。

研究発表では水田における収量の推測方法、及び、微生物を施用した効果や施用例の発表がありました。

その後、下期活動計画を全員で確認し、終了しました。

2021.09.16
YouTubeに「BK-1 Reports No.6:収穫」をアップしました。

YouTubeスクリプトより:

BK-1の土壌改良実験圃場が収穫期を迎えました。

実験圃場のある島根県出雲市は、7月から8月にかけて長期間の集中豪雨にみまわれ、更に8月には2度の台風が来たため、日照時間が平年の半分以下となり、稲作には最悪のコンディションでした。

この実験圃場を所有する地元の篤農家・柳楽さんは異常気象のため、BK-1の施用を点滴施用から葉面撒布にいち早く切り替えました。

この判断が奏功し、9月になると実験圃場のコシヒカリに黄金色の素晴らしい稲穂が実りました。

柳楽さんのご努力があって、当研究会は鳥獣対策用に開発したBK-1が、農作物の栽培においても有用性を発揮することを確認いたしました。

このような異常気象にならなければ、土壌改良だけにしか視点が向かなかったのですが、最悪の状況がBK-1の新たな可能性を発見してくれました。

YouTube:

BK-1 Reports No.6:収穫(別ウインドウでYouTube画面が開きます。)

2021.08.24

YouTubeに「BK-1 Reports No.5:集中豪雨に耐えたコシヒカリ」をアップしました。

YouTubeスクリプトより:

中国地方は2021年8月9日に上陸した台風9号による記録的な豪雨のため、各地で水害が発生しました。

被災された皆様方に心よりお見舞い申し上げます。

山陰地方では7月初旬に最大警戒レベルの記録的な大雨が降り、更に8月9日には台風9号が通過し、50年に1度の激しい雨に見舞われ、農作物への影響が心配されました。

悪天候が長期化する状況下、幸いにもBK-1の実験圃場は冠水することなく、稲の倒伏もありませんでした。

実験圃場のコシヒカリは記録的な集中豪雨に耐え、みんなの期待に見事に応えてくれました!

実験圃場一面が黄金色に輝く時、サポートしてくださったすべての方に感謝し、みんなで収穫の喜びを共有したいと思います。

YouTube:

BK-1 Reports No.5:集中豪雨に耐えたコシヒカリ(別ウインドウでYouTube画面が開きます。)

2021.07.16

YouTubeに「BK-1 Reports No.4:BK-1を葉面散布しました!」をアップしました。

YouTubeスクリプトより:

植物は陸に上がる前は、水中で体表面全体を使って養分を吸収していました。

陸に上がってからもその性質は残り、根からのみでなく葉や茎などからも養分を吸収する能力を持っています。この性質を利用したのが葉面散布です。

葉面散布は過湿・乾燥・低温・日照不足など、天候条件が不良の時や、台風や風水害など気象災害後に早急に作物を回復させたい時に有効です。

そして私たちはBK-1を葉面散布することで、BK-1が養分として体表面から吸収されることはもとより、すでに卓効を確認している実験圃場の鳥獣対策や害虫対策などに効果を発揮することを期待しています。

YouTube:

BK-1 Reports No.4:BK-1を葉面散布しました!(別ウインドウでYouTube画面が開きます。)

2021.06.25

YouTubeに「合鴨のヒナを鳥獣から守れ! 合鴨農法 with BK-1」をアップしました。

YouTubeスクリプトより:

合鴨農法とは、水田に合鴨のヒナを放飼し、無農薬による安全なお米を生育する農法です。

合鴨のヒナを水田に放飼することで、ヒナが水田を泳ぎ回りながら雑草や害虫を食べ、除草、駆虫ができます。そして彼らの糞は有機肥料になります。

また、合鴨が泳ぎ回ることで水や土がかき混ざり、酸素を送り込むことができます。 かき混ざった水は新しい酸素を含み、温度を温かく保ち冷害から稲を守ります。 泳ぎまわる合鴨と接触したり、波を受けた稲は、その刺激で茎が太くなり、力強く根を張ります。

このような素晴らしいことばかりの合鴨農法にも一つ課題があります。

それは、カラス、タヌキ、イタチなどの鳥獣が、合鴨のヒナを狙って捕食することです。

さあ、この課題解決にBK-1の出番です!

YouTube:

合鴨のヒナを鳥獣から守れ! 合鴨農法 with BK-1(別ウインドウでYouTube画面が開きます。)

2021.06.16

YouTubeに「BK-1 Reports No.3:BK-1を施用した深水管理」をアップしました。

YouTubeスクリプトより:

「深水管理」とは、水田の水管理方法の一つで、冷害対策、分げつ(苗の根元付近から新芽が発芽し株分かれする事)制御、雑草防除、魚類や両生類など田圃に生息する生物の生態系保全のために行うものです。実験区の圃場で、この深水管理を行う際にBK-1を施用しました。

当研究会がプロバイオティクス(善玉菌微生物群)を用いて開発したBK-1が、深水管理にどのような効果を発揮するかを今後検証して行きます。

YouTube:

BK-1 Reports No.3:BK-1を施用した深水管理(別ウインドウでYouTube画面が開きます。)

2021.06.04

YouTubeに「2020年に実施したBK 1による鳥獣対策検証レポート。お米までが!」をアップしました。

YouTubeスクリプトより:

2020年に実施したプロバイオティクス鳥獣忌避剤BK-1の検証映像をまとめました。

昨年行ったBK-1の鳥獣忌避効果の検証結果は、今年新たに農作物の生育効果を考察するきっかけにもなりました。

今年はBK-1の鳥獣忌避効果と共に、農作物の生育効果についても、更に検証を進めます。

YouTube:

2020年に実施したBK 1による鳥獣対策検証レポート。お米までが!(別ウインドウでYouTube画面が開きます。)

2021.05.21

YouTubeに「BK-1 Reports No.2:BK-1を施用した代かき」をアップしました。

YouTubeスクリプトより:

代かきとは、田植えの前に田んぼに水を張り、トラクターで細かくくだいた土と水を混ぜ合わせて泥を作り、表面を平にする作業のことです。代かきを行うと泥が細かい粒子となって、土の隙間を埋め、水もれを防ぎます。田圃に水を貯えるのに、代かきは欠かせない作業工程のひとつです。今回は実験圃場の代かきにBK-1を施用したところを映像でレポートいたしました。

今後も秋の収穫まで、要所要所でBK-1を施用し、稲の生長を見守りながら効果測定を行います。

YouTube:

BK-1 Reports No.2:BK-1を施用した代かき(別ウインドウでYouTube画面が開きます。)

2021.05.01

鳥獣忌避剤 "BK-1" の設置方法をビデオにしてYouTubeにアップしました。

YouTubeスクリプトより:

BK-1はプロバイオティクスを用いて当会が試行錯誤を繰り返し、独自に研究開発した鳥獣忌避剤です。

イノシシ・シカ・サル・アナグマ・カラス等の農地への侵入対策の実験を繰り返し、その卓効を確認しています。

本ビデオはBK-1を実際に農地(畑)に設置するところを撮影し、設置のポイントを解説いたしました。
BK-1の設置方法の説明映像としてご利用ください。

YouTube:

プロバイオティクス培養液 "BK-1" を利用した鳥獣対策(別ウインドウが開きます。)

2021.04.23

YouTubeに "BK-1" による田んぼの荒起こしのビデオをアップしました。

YouTubeスクリプトより:

BK-1は鳥獣対策用に当会が研究開発したプロバイオティクス培養液ですが、昨年、BK-1の鳥獣対策効果を実験した田んぼの収穫量が例年の1.5倍ほど増加しました。

そのため、BK-1が鳥獣対策だけでなく、収穫量の増加にも貢献しているのではと仮説を立て、今年は荒起こし時点からBK-1を施用し、土壌改良剤としての効果を、これから秋の収穫までデータを取りながら測定いたします。

YouTube:

BK-1 Report No.1:田圃の荒起こしにプロバイオティクス培養液 "BK-1" を施用(別ウインドウが開きます。)

2021.03.22

プロバイオティクスを用いて当研究会が独自に研究開発した鳥獣忌避剤 "BK-1" を特許申請いたしました。

プロバイオティクスは人体によい影響を与える善玉菌微生物群です。
このプロバイオティクスを用いて当研究会が試行錯誤を繰り返し、鳥獣忌避剤を独自に研究開発いたしました。

イノシシ・シカ・サル・アナグマ・カラス等の鳥獣対策に試行し、その卓効を確認いたしました。

よって検証内容を論文*にし、実験データを添付して特許申請をいたしました。

*「複合型微生物培養液による鳥獣対策・Birds and beasts measures by complexed microorganisms culture solution」

2021.02.26

環境浄化活動

このたび、当研究会は広島県三次市の江の川漁業協同組合に協力し、市内の環境浄化活動を実施いたします。
そのため当会会員の自宅に微生物培養器を設置して培養液の製造を開始し、江の川漁業協同組合に全面協力いたします。


 

2021.01.04

新年のご挨拶

みなさま、明けましておめでとうございます。

昨年は全世界が新型コロナウィルス一色の年となりました。

国内でも第三波が深刻化しつつあります。

このような混乱した社会的背景の中で、昨年7月に「一般社団法人微生物活用研究会」は発足いたしました。
厳しい環境の中で研究会を設立できましたのは、ひとえにみなさまの多大なるご支援、ご協力のおかげと、心からお礼を申し上げます。

昨年はコロナで当初予定していた活動が思うようにできませんでしたが、それでも設立からわずか5か月の間に、会員が得意とする分野で一定の成果を上げることができました。

これらの成果を基盤に、今年から本格的に活動を開始いたします。

つきましては、年頭にあたり、以下3点を今年の事業目標に設定いたします。

  1. 会員それぞれの得意分野で、楽しく微生物の研究を進める。

  2. 研究結果は成否にかかわらず会員間で情報共有する。

  3. 信頼される組織に育成し社会貢献する。

微生物の働きは近年、特に注目されています。

盛者必衰の理を述べるまでもなく、私たちの知見を駆使して微生物の研究と活用を通して社会に貢献してまいりましょう。

私たちは大きく船出をいたしました。

時には舵取りが難しい状況に遭遇するかもしれません。

そんな時は、みんなの力を合わせて乗り切りましょう。

みなさま、くれぐれも健康に留意して楽しく活動いたしましょう。

本年もよろしくお願い申し上げます。

2021年1月4日

一般社団法人微生物活用研究会

理事長 平井 芳和

2020.12.29

年末のご挨拶

当会の活動をご支援くださった皆様へ

本年7月に当社団法人を立ち上げ、あっという間に5か月が過ぎました。

その間、活動をご支援くださった皆様には、大変お世話になりまして、ありがとうございました。

厚くお礼申し上げます。

さて、当研究会は創設直後の7月より農業の促進、鳥獣対策、水質浄化等の活動に着手し、短時間で一定の結果を出すことに成功しました。

これらの結果から得たものを基盤に、来年はいよいよ本格的に活動を開始いたします。

活動から得た結果は、成否に拘わらず通信誌や論文等を通して、会員の皆様と情報共有させていただきたいと考えております。

また、農業促進や鳥獣対策、水質浄化等に有効な微生物資材の研究も進めておりますので、それらのご紹介も準備中でございます。


当会はまだ揺籃期でございます、来年も引き続き、皆様のご支援をいただけましたら幸いです。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

みなさまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

 

2020年12月29日

一般社団法人微生物活用研究会

事務局

2020.10.02
当研究会は島根県江津市の「江の川を清流日本一にする会」の活動に協力し、江の川の水質浄化活動を支援いたします。

活動の状況は、今後、適宜、本サイトでご報告させていただきます。​

2020.09.07

「微生物活用研究会について」のページを更新いたしました。​

2020.08.11

「ご寄付のお願い」のページを更新いたしました。

2020.07.19

7月13日の豪雨で被災されました皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。
当研究会は島根県西部地域の豪雨被害支援のため、江津市で被災された方を中心に以下の物資を支援いたしました。
1)浸水した家屋向けに消臭用微生物活性液(合計約1トン)

2)同上活性液噴霧用スプレー(6台)

3)同上活性液散布用ペットボトル(115本/2リットル)

4)浸水した家庭向けに微生物で作ったプリン石鹸(約25リットル)

今の私たちに出来ることは微力かもしれませんが、可能な限り支援を続けます。

よろしくお願いいたします。

2020.07.13

一般社団法人微生物活用研究会を発足いたしました。

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